カヤックや自転車に乗って新潟県上越地域を巡る環境スポーツイベント「糸魚川・上越・妙高 SEA TO SUMMIT(シー・トゥー・サミット)」が7月16、17日に開かれる。コースは糸魚川市の能生海水浴場から、妙高市の大毛無山(標高1429メートル)の山頂まで全長約61キロ。自分の体力に挑戦しながら、上越地域の豊かな自然と親しむ。
交流人口の拡大を目指し、上越、糸魚川、妙高各市などでつくる実行委員会が主催。アウトドア用品大手の「モンベル」が特別協賛する。
参加者は初日に上越市のリージョンプラザ上越で開かれる、環境シンポジウムに参加。翌17日午前6時、糸魚川市の能生海水浴場をカヤックでスタートする。海岸線に沿って筒石港南公園まで約6キロ、パドルをこぐ。
公園で自転車に乗り換え、上越市直江津地区の船見公園を中継地点に、関川に沿って南下。上越妙高駅付近などを経由し、妙高市のロッテアライリゾートまで約51キロを走破する。
続けて、ゴンドラに乗って大毛無山の頂上近くまで移動。最後は約4キロ先の山頂まで徒歩で登る。
1人で挑むシングルの部(高校生以上)や、2人以上5人以下で参加するチームの部(中学生以上)のほか、障害者らがコースの一部に参加するパラチャレンジの三つの部門がある。
定員は先着300人。参加費は1人1万3200円(税込み)。6月16日までに「SEA TO SUMMIT」のウェブサイトから申し込む。
宿泊などの問い合わせは上越観光コンベンション協会、025(543)2777。糸魚川市観光協会、025(555)7344。妙高ツーリズムマネジメント、0255(86)2412。糸魚川市観光協会では、台数限定でカヤックや自転車の有料レンタルもしている。