酒類総合研究所(広島県東広島市)は5月25日、2021酒造年度(21年7月~22年6月)に製造された清酒の出来栄えを競う全国新酒鑑評会の審査結果を公表した。特に優れた酒に贈られる金賞酒に、福井県からは宇野酒造場(大野市)の「一乃谷」、吉田酒造(永平寺町)の「白龍」が選ばれた。
県内からはほかにも常山酒造(福井市)「常山」、黒龍酒造(永平寺町)「黒龍」、田辺酒造(永平寺町)「越前岬」が入賞した。
同鑑評会は1911年から開かれている。今回は全国から826点が出品され、清酒の製造従事者や国税庁の鑑定官らが香りや味を審査し、405点が入賞。さらに優秀と評価された205点を金賞に選んだ。