かんずり(新潟県妙高市)は、従来商品より格段に辛い「ハバネロかんずり」を発売した。「激辛ブーム」を追い風に用いる唐辛子の多くをハバネロにした商品で、ハバネロ特有の辛みや風味が楽しめる。
昨年末に販売を終えた「かんずり激辛」の後継商品として、数年前から構想を練っていた。原料には自社の畑で栽培した妙高市産のハバネロを使用。こうじやユズ、食塩とともに3年間熟成させ、うま味を引き出した。
「かんずり激辛」にも少量のハバネロが使われていたが、新商品では比率を「格段に増やした」と同社。辛みは通常のかんずりの5〜10倍、「激辛」の3〜5倍ほどだという。同社は「ハバネロを3年間熟成させた調味料は他にないと思う。かなり辛いが発酵させた分、風味もたっぷりある」としている。
47グラム入りで、希望小売価格は税別600円。同社売店や道の駅あらい(妙高市)などで販売しており、取扱店舗を順次増やす。
問い合わせは同社、0255(72)3813。