親子でホタルの観察を楽しむイベントが28日、小矢部市安養寺の薮波川周辺で開かれ、地元の子どもや保護者約50人がホタルの幻想的な光に歓声を上げた。
薮波川はホタルの名所として知られ、同市の薮波公民館が毎年観察会を開いている。公民館によると、ホタルは今月19日に姿を現し始めた。昨年に比べ5日早いという。子どもたちは川沿いを歩きながら、茂みで光を放つホタルをじっくり観察。数匹のホタルが舞うと、「きれい」と見入っていた。
観察会前に公民館で、小矢部市民図書館の司書によるホタルの紙芝居の読み聞かせ会が開かれた。