スケートボード人気の高まりを受け、県は10月1、2日に富山市の岩瀬スポーツ公園内に専用コーナーを設ける。利用者へのアンケート結果を踏まえ、県営都市公園での常設を検討する。31日の県議会県土整備農林水産委員会で報告した。
岩瀬スポーツ公園のイベントに合わせ、技を練習するための「レール」や「カーブボックス」といった設備を中央広場に設置する。利用者の声を聞き、2023年度から同公園など県営都市公園で常設できるかどうか可能性を探る。
県によると、県内で専用の利用エリアがあるのは、魚津市の魚津桃山運動公園と南砺市の桜ケ池公園。他の公園では禁止しているにもかかわらず、スケボーを利用している人がいる。
県は、競技団体から安全に楽しめる施設の整備を望む声があるとし、同公園での試行設置を決めた。職員のアイデアで事業を試せるサンドボックス枠予算で150万円の費用を見込む。