休耕田にヒマワリの種をまく住民

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ヒマワリで地域元気に 砺波の福山自治会 休耕田に10万本分種まき

北日本新聞(2022年6月6日)

 コロナ禍に負けず住民交流と地域活性化を図ろうと、砺波市の福山自治会は5日、地元の休耕田にヒマワリの種をまいた。8月中旬、10万本が満開になる予定。

 同自治会によると、地区は40世帯140人の小さな集落で高齢化率が44%と高い。夏に咲くヒマワリのように元気を出そうという意味を込め「福山元気プロジェクト」と銘打ち、休耕田の有効活用を企画した。

 住民40人と近くの福祉型障害児入所施設「砺波学園」の10人が参加した。2カ所の休耕田5600平方メートルに、開花時の背丈が1・5~2メートルになるジルと呼ばれる品種の種をまいた。

 砺波市庄東小学校3年の福沢杏佳さんは「ヒマワリが咲くのが楽しみ」と話した。休耕田はロイヤルホテル富山砺波に近く、福澤武邦福山自治会長は「宿泊客の目に留まり、観光スポットになればうれしい」と期待を寄せた。

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