10、11の両日に砺波市出町地区で開かれるとなみ夜高まつりは、全17町のうち3町が行燈(あんどん)を出し、11日は大行燈をぶつけ合う「突き合わせ」を行うことになった。3年ぶりの開催を盛り上げようと、ミニ行燈の設置と点灯式が6日、市役所で行われた。
ミニ行燈は、同市春日町の渡辺良明さん(74)が制作し、毎年展示している。大行燈の6分の1サイズで高さは約1メートル。小判を飾ったみこしやツバキをあしらった花車を精巧に再現している。
点灯式には渡辺さん、春日町の裁許を務める五島延貢さん(36)、砺波夜高振興会の堀田隆会長、夏野市長が参加し、明かりをともした。
市によると、11日の突き合わせは午後9時から、本町交差点付近で鹿島と新富町、新富町と新町が行う予定。