順調に育ったアユを釣り上げる組合員=6月8日、福井県大野市の九頭竜川

順調に育ったアユを釣り上げる組合員=6月8日、福井県大野市の九頭竜川

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大野のアユ釣果期待大 市漁協、解禁前に試し釣り

福井新聞(2022年6月9日)

 福井県大野市漁協は6月8日、アユ釣りが11日に解禁されるのを前に、同市の九頭竜川と真名川で試し釣りを行った。水量が安定し釣果はまずまず。組合員らは「今シーズンはいける」と期待を膨らませた。

 同漁協は例年より10日ほど早い5月初旬に約2600キロの稚アユを放流しており、成育状況を確認しようと実施した。この日は、両河川のポイントにそれぞれ6人が入り、体長14~17センチに育ったアユを各2時間で計200匹釣った。

 同漁協増殖部長の澤田美喜夫さんは「これから水温が上がるとアユが活発になる。昨年は例年より1割ほど釣果が少なかったので、今年は巻き返しといきたい」と期待した。

 今年の解禁日は例年より1週間ほど早く設定。此下美千雄組合長は「その分、アユ釣りシーズンを長く楽しんでほしい」と話していた。

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