伊那市が同市横山の最終処分場跡地に整備していたマウンテンバイク(MTB)を楽しめる施設「横山バイクパーク」が完成し、12日にオープンする。約8千平方メートルの敷地に子どもから大人までが楽しめる7種類のエリアを設けた。11日に現地でオープニングイベントを開く。
盛り土で起伏を付けた周回コース「パンプトラックエリア」、丸太などを設けた「スキルアップエリア」、子ども向けの「キッズエリア」などがある。施設の愛称は、英語で成長を意味する「グローアップ」とカモシカを表す「アンテロープ」の略語を組み合わせた「グロップアンテ」。カモシカのように跳ね、成長していく施設になるようにとの願いを込めた。
事業費は1億1200万円。地元でアウトドア事業を展開するエルク(伊那市)に運営を委託する。
11日は午前9時半から式典、10時からイベントを開催。MTBの日本代表として4大会連続で五輪に出場した山本幸平さん(松本市)らトップライダーを招いた実演や子ども向けの体験会がある。参加無料。問い合わせはエルク(電話0265・98・0048)へ。