威勢の良い掛け声に合わせて引き回される夜高行燈=砺波市本町

威勢の良い掛け声に合わせて引き回される夜高行燈=砺波市本町

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夜空に極彩色 となみ夜高まつり

北日本新聞(2022年6月11日)

 富山県砺波地方の夜高祭りの大トリを飾る「となみ夜高まつり」は10日、砺波市中心部の出町地区で始まり、極彩色の大行燈(あんどん)3基が本町交差点で披露された。新型コロナウイルスの影響で一昨年、昨年と2年連続で中止となり、3年ぶりの開催。11日まで。

 例年は17町の大小20基の行燈が練り回されるが、今年は新富町、新町、鹿島(かのしま)の3町のみが参加した。行燈上部の「山車」と前後の飾り「吊物(つりもの)」に工夫を凝らし、色鮮やかに仕上げた。各町内の若衆らが高さ6メートル、横2・5メートル、長さ8メートルの大行燈を見物客に披露し、拍子木や太鼓で盛り上げた。

 大行燈の出来栄えを競う「夜高行燈コンクール」は中止した。

 11日は午後9時から本町交差点近くで、大行燈をぶつけ合う「突き合わせ」がある。

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