霧が立ち込める白樺平に広がるレンゲツツジの花

霧が立ち込める白樺平に広がるレンゲツツジの花

長野県 上田・小諸 花・紅葉

レンゲツツジ、霧とさえずりと 美ケ原高原「白樺平」

信濃毎日新聞(2022年6月22日)

 上田市武石上本入の美ケ原高原にある「白樺平」(標高1720メートル)で、群生するレンゲツツジが見頃だ。21日朝に訪れると、霧のかかる明け方の林にホトトギスやコマドリのさえずりが響き、緋色(ひいろ)の花が広がる幻想的な風景が見られた。

 白樺平は、緑の中にレンゲツツジの花とシラカバの白い幹が映える場所として人気。県道沿い約200メートルにわたり群生地が広がっている。見頃は今週末まで続きそうだ。

 市武石地域自治センター産業建設課によると、同高原のもう一つの群生地「物見石(ものみいし)山」(標高1985メートル)周辺は現在三分咲き。来週見頃を迎えそうだという。担当者は「新型コロナ下で心がすさんでしまいがち。自然で心を癒やしてもらえたら」と話した。

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