富山県射水市三ケ(小杉)の多目的ビル「カフェしろがね」の薄暗い地下室を活用した写真展や怪談ライブを組み合わせたイベント「前衛地下室」が7月2、3の両日開かれる。写真とイラストを出展するアーティストの桜哉(さくや)さん(南砺市井波地域在住)は「県内では珍しいアングラ芸術の世界を楽しんでほしい」とPRする。
前衛地下室は、桜哉さんらがアングラ&オカルトイベントとして企画。桜哉さんが構図を考え、撮影を依頼した学生服、お面を着けた人物などの写真パネル約100枚を展示する。約5年間の作品を収めた写真集「はらわた神社」の出版に合わせ紹介する。
怪談ライブは怪談師、村上ロックさん(東京)が2日に2回公演し、桜哉さんが演出する。村上さんは東京都新宿区の怪談ライブバーで活動しながら俳優もしている。
射水市の人形作家、宮長由紀さんもコラボレーションし、桜哉さんがプロデュースした人形などを飾る。
桜哉さんと共にイベントを考えたカフェしろがね勤務の写真家、秀(しゅう)さんは喫茶コーナーで2日間限定コラボメニューを用意する。
2日は午前11時に開場し、怪談ライブは午後5時と同7時に開く。3日は作品鑑賞と喫茶コーナーの利用ができる。
入場無料。怪談ライブはチケット制。インターネットで「はらわた神社」と検索し申し込みできる。
北日本新聞社後援。