葉が白く色づいたハンゲショウ=6月28日、福井県三方郡美浜町佐柿

葉が白く色づいたハンゲショウ=6月28日、福井県三方郡美浜町佐柿

福井県 敦賀・若狭 花・紅葉

梅雨明けに涼やかハンゲショウ 福井県美浜町、高浜町で見頃

福井新聞(2022年6月29日)

 福井県三方郡美浜町佐柿の若狭国吉城歴史資料館周辺と大飯郡高浜町中津海の休耕田でハンゲショウの葉が白く色づき、見頃を迎えている。厳しい暑さが続く中、風に揺られる姿が涼感を誘っていた。

 ハンゲショウは湿地や水辺に自生するドクダミ科の多年草。夏至から11日目の「半夏生」に穂のような花を咲かせることや、葉の半分が"おしろい"を塗ったように見える「半化粧」から名前がついたとされる。

 同資料館では西側の敷地約4千平方メートルや入り口付近に群生。今週いっぱいが見頃で7月中旬まで楽しめるという。見頃に合わせた限定の御城朱印を300円で7月31日まで販売する。

 高浜町では約千平方メートルの休耕田に1万本以上あり、地元の住民有志が10年ほど前から管理している。見守り続ける男性は「散歩がてら見に来て」と話していた。

 御城朱印の問い合わせは同資料館=電話0770(32)0050。

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