万葉線の納涼ビール電車で生ビールを味わう乗客

万葉線の納涼ビール電車で生ビールを味わう乗客

富山県 高岡・氷見・射水 鉄道

納涼ビール電車出発 万葉線3年ぶり運行

北日本新聞(2022年7月3日)

 高岡、射水両市を結ぶ路面電車・万葉線の「納涼ビール電車」の運行が2日、2019年以来3年ぶりに始まり、乗客は厳しい暑さをひととき忘れ、生ビールを味わった。

 登場から55周年となるレトロな7070形車両を使い、飛沫(ひまつ)防止シートや抗ウイルス加工など車内の感染対策を施した。

 初日は沿線の住民有志ら17人が利用した。高岡市中川上町の会社員、永原健吾さん(51)は「楽しみにしていた。暑い日が続き、ビールが最高においしい」と話した。

 高岡駅発着(午後6時40分発)と中新湊発着(同6時半発)の2コースがあり、所要時間は約1時間40分。お盆(8月12~15日)を除き、9月2日までの月~土曜日(水曜日は運休)に運行する。

 定員20人の貸し切り運行で、料金は5万5千円。

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