キリコを組み立てる上町の住民=能登町宇出津新

キリコを組み立てる上町の住民=能登町宇出津新

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キリコ組み立て、あばれ祭へ準備 宇出津

北國新聞(2022年7月4日)

 8、9日に行われる能登町宇出津の県無形民俗文化財「あばれ祭(まつり)」で繰り出すキリコの組み立て作業が3日、町内会ごとに始まり、3年ぶりの巡行に向けて熱気が高まった。

 上町(かみちょう)の住民11人は宇出津新の「にこにこ広場」で作業を進め、倉庫から運び出した部材を組み合わせ、高さ約6メートル、全長約10メートル、重さ約1トンのキリコを組み立てた。8日に「ナカフク」と呼ばれる胴の部分を組み込んで完成させる。

 あばれ祭ではキリコを祭りの前日に組み立てる町内会が多い。近年は仕事や人口減少で人が集まりにくいため、上町のように直前の日曜に行う町内会が増えている。

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