高岡銅器協同組合(宮津健志理事長)は5日、JR新高岡駅の南北通路に銅製の風鈴約50個を飾った。9月2日まで、涼やかな音色で利用客を楽しませる。
高岡第一学園付属第一幼稚園(高岡市本郷)の園児約50人が、風鈴に付ける短冊に願い事を書いたり塗り絵をしたりした。
同組合の大谷彰郎専務理事が同園の子どもたちに「高岡銅器の風鈴を自慢してファンを増やそう」とあいさつ。園児たちから風鈴を受け取った組合員らが、特設のやぐらに取り付けた。飾り終わると、園児たちは「涼しい音を聞かせてください」と声をそろえた。
短冊には「ウルトラマンになりたい」「せんそうがなくなりますように」などと願い事が書かれ、園児や保護者、駅を利用するツアー客らが眺めていた。
同組合は1993年から毎年、あいの風とやま鉄道高岡駅(旧JR高岡駅)やJR新高岡駅などに風鈴を飾っている。