県内外のクラフト作家が作品を展示販売する第30回八ケ岳クラフト市が8日、原村の八ケ岳自然文化園で3日間の日程で始まった。過去最多の約130人の作家が出展。午前10時の開場と同時に多くの来場者が訪れ、お目当ての作家のブースを回っていた。
作家たちは芝生の広場や散策路沿いにブースを設置。木工作品や洋服、陶磁器、ガラス細工など多彩な作品が並んだ。来場者は作家と会話をしたり、手に取ったりして品定めを楽しんでいた。東京都から訪れた秋山将さん(46)は「会場が広く、各ブースが大きいので作品が見やすい。自分の好きな木製食器を買えて良かった」と話した。
ほぼ毎年出店しているという金沢市の小杉亜紀子さん(46)はデニム生地を使ったかばんやエプロンを展示。エプロンといった家庭用品が人気を集めており、「コロナ下によって自宅で過ごす時間が増えたためかも」と話した。
クラフト市は9、10日も午前10時~午後4時に開く。