ふれあい広場の遊具で遊ぶ子どもたち

ふれあい広場の遊具で遊ぶ子どもたち

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遊具いっぱい大人気 入善町中央公園ふれあい広場

北日本新聞(2022年7月13日)

 今春オープンした入善町中央公園内の「ふれあい広場」が、家族連れらから好評を得ている。広い敷地に多彩な大型遊具を備え「子どもを見守りながら家族で遊べる」などの声が聞かれる。園内には屋内多目的施設「わくわくドーム」や水遊びができる「親水広場」もあり、町は雨天時や暑い日も楽しめる特徴を生かし、遠足など町外からも広く利用を呼びかける。 

 町は2016年度以降、約2万4千平方メートルの公園敷地でテニスコートやわくわくドーム、噴水などを備えた親水広場を順次完成させてきた。

 ふれあい広場は4月2日にできた。「子どもを安心して遊ばせる場所がほしい」との町民の声に応えた。約8500平方メートルの広々とした天然芝生スペースに「ふわふわドーム」をはじめ、町マスコットキャラクター「ジャンボ~ル三世」をモチーフにした滑り台などを設置。トンネル型の探検洞窟やターザンロープといったユニークな遊具もある。

 新しい広場の誕生は他の施設に相乗効果をもたらす。わくわくドームの利用者数は3月まで1日平均153人だったが、4~6月は平均271人と倍近くに増えた。暑い日は広場とわくわくドームの間にある親水広場で楽しげにはしゃぐ子どもたちでにぎわう。3歳の孫を連れて週1回来るという入善町上野の女性(58)は「こんな遊び場を待っていた。スリリングな遊具がたくさんあって飽きないのがいい」と笑みを見せる。

 町は町外からの利用も呼びかけ、これまでに魚津市内の小学生が遠足で訪れた。晴れた日は芝生広場で弁当を広げられ、雨天時は近くの総合体育館でも食べられるので使い勝手がよいという。町は「北側には2年後に新庁舎が建つ。周辺には水が流れる散策道もあり、新たな人の流れが生まれる」とにぎわい創出に期待する。

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