飯田市中心市街地「丘の上」の飲食店をはしごして楽しむ催し「飯田丘のまちバル」の実行委員会は19日、今年は8月22日から9月3日の日程で開くと発表した。5回目となる今回は47店が参加予定。メインの開催日の8月28日限定で南信州牛を使ったメニューを20店舗で提供する。
新型コロナウイルスの影響で低迷する飲食店などを盛り上げる狙い。実行委員長の熊谷芳巳さん(56)は「まちバルをきっかけに経済を復活させたい」と意気込む。感染防止のため参加店は県の「信州の安心なお店」に認証された対策実施店に限った。客側はマスクの着用、少人数、短時間での利用が参加条件だ。
5枚つづりのチケットを前売り4千円、当日4500円で販売する。チケット1枚で各店が提供する「バルメニュー」を食べられる。南信州牛メニューはチケット2枚で1食を提供。期間中はチケットでタクシーにも乗れる。呉服店5店舗ではチケットを提示すると500円で浴衣の着付けをしてもらえる。
前売りチケットは8月1~18日に参加店舗、飯田駅観光案内所などで販売する。問い合わせは実行委事務局(電話0265・52・1715)へ。