会場設営で横断幕を張る商工会の役員ら

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街並みも楽しむ、軽井沢で「日曜朝市」 31日から5週連続

信濃毎日新聞(2022年7月27日)

 軽井沢町商工会西軽井沢支部などでつくる実行委員会は31日から8月28日までの毎週日曜日、「美しい村、軽井沢の朝を楽しむ」をテーマに初の「しなの追分日曜朝市」を追分地区で開く。中山道と北国街道の分岐点として栄えた追分宿の街並みを散策し、楽しんでほしいと企画した。

 旧追分宿の中心部の広場では、佐久平総合技術高校(佐久市)食料マネジメント科の生徒が育てたトマトやナスなどの夏野菜を販売。飲食店や雑貨店など約20店が出店する。同校の食品加工部が地元酒造会社と開発した酒かすクッキーも扱う。商工会役員の出店では手打ちのざるそばを振る舞ったり、子ども向けネイルサロンを開いたりする。

 2023年に築100年を迎えるしなの鉄道・信濃追分駅も会場。駅舎内にブックカフェを開き、鉄道関連本などを販売。朝市の開催日には、硬券の記念切手や入場券を取り扱う。

 土屋裕支部長(64)は「涼しい朝の散策を楽しみ、ゆっくりとした時間を過ごしてほしい」と話している。

 毎回午前7時~正午。信濃追分駅のブックカフェは同日程と8月27日の午前9時~午後2時。問い合わせは事務局(電話0267・44・1500)へ。

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