石川県などの世界農業遺産スタディバスツアーは31日、志賀町で行われ、県内外の15組30人が日本遺産「北前船寄港地・船主集落」の構成文化財が並ぶ福浦(ふくら)港地区の歴史などを学んだ。
福浦港では、地元の岡崎昌子さんと坂澄子さんが案内役を務め、参加者は現存する木造灯台で日本最古とされる旧福浦灯台、北前船ゆかりの絵馬を所蔵する金刀比羅(こんぴら)神社を見て回った。
このほか、増穂浦(ますほがうら)海岸に打ち寄せられた桜貝を使ったクラフト体験、能登牛繁殖センターの見学なども楽しんだ。