絵本「ペネロペ」の色鮮やかな原画など120点余りを紹介している企画展=7月30日、福井県鯖江市まなべの館

絵本「ペネロペ」の色鮮やかな原画など120点余りを紹介している企画展=7月30日、福井県鯖江市まなべの館

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「ペネロペ」世界観浸って 福井県鯖江市で絵本原画など展示

福井新聞(2022年8月1日)

 青いコアラの女の子の日常と成長を描いた絵本「ペネロペ」の原画やラフスケッチなど120点余りを集めた企画展(福井新聞社後援)が7月30日、福井県鯖江市まなべの館で始まった。世界中で親しまれている作品の色鮮やかで、ユーモラスな世界観が楽しめる。9月4日まで。期間中、ペネロペにちなんだ多彩なワークショップが展開される。

 ペネロペはフランスの作家ゲオルグ・ハレンスレーベン、アン・グットマン夫妻によるシリーズ作品。「ひとりでふくをきる」「かずをかぞえる」「おかいもの」「スポーツをする」など、各タイトルの原画やラフスケッチを展示している。家族や友達に囲まれ、ほのぼのと成長していくペネロペの姿が、独特のタッチと美しい色使いで描き出されている。日本初公開の原画もある。

 初日は午前と午後の部に分け、羊毛フェルトでペネロペのブローチを作るワークショップがあり、親子連れらが楽しんだ。31日は福井大教育学部音楽専攻の学生らによる音楽会が開かれる。以降、アイシングクッキーやトートバッグ、ユーカリのリース作りなどの体験会を予定している。

 観覧料は大人300円、子ども150円(市内に通学・在住の小中高生は無料)。月曜休館。問い合わせは、まなべの館=電話0778(51)5999。

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