日本中央競馬会(JRA)の夏競馬が7月30日、新潟市北区の新潟競馬場でスタートした。照り付ける日差しの下、ファン約7600人が全力疾走で攻防を展開する馬の雄姿を楽しんだ。
この日はメインの「関越ステークス」のほか、麒麟山特別や豊栄特別など12レースが行われた。春開催に続き、入場券の当日販売を行った。新型コロナウイルスの流行「第7波」の真っただ中で、会場では大声での声援を控えるよう呼びかけられた。マスク越しに歓声を送る観客もいた。
毎年のように新潟競馬場を訪れているという福島県喜多方市の男性(66)は「馬が走る足音はやはりいい。感染対策を万全にして楽しみたい」と話していた。
夏開催は9月4日までの土、日曜に行う。