「ベトナム・ランタンまつり」が4日、富山県滑川市瀬羽町の国登録有形文化財、旧宮崎酒造で始まった。ランタンの幻想的な光に包まれた歴史的建築物で、来場者が写真撮影を楽しんだ。7日まで。
ランタン祭りで有名なベトナムの港町ホイアンと瀬羽町の雰囲気が似ていることから、市民らでつくる実行委員会が2010年から毎年開いてきた。20年以降はオンラインなども取り入れ、新型コロナウイルス対策を取りながら実施。今年は昨年に引き続き、ランタンで彩られた会場を撮影してもらう形にした。
4、5日は完全予約制(完売済み)で、時間制限を設けた。会場内に約280個のランタンと約300個のキャンドルが飾り付けられ、カメラを持った来場者が異国情緒を満喫した。
6、7日は予約不要だが、来場者が多い場合は入場制限する。ボランティア団体ばいにゃこ村によるゲームコーナーや物販ブースを用意。6日はカターレ富山の選手とベトナムのスポーツ「ダーカウ」を体験できる企画も予定している。
いずれも午後6~10時。6、7日の入場料は300円で、中学生以下は無料。