魚津市内で生産が盛んな果物に親しむ「うおづのくだもの親子体験会」が6日、同市小川寺のブドウ園で行われた。市内の小学生と保護者13組26人が特産「西布施ぶどう」の収穫を楽しんだ。
市が企画する「農林水産業体験・応援プロジェクト」の一環。西布施ぶどう組合の入井孝夫組合長と谷口松呂(まつろ)さんのブドウ園を訪れ、赤い実の「サニールージュ」、緑色の「ヒムロッド」、黒色の「アーリースチューベン」を摘み取った。子どもたちは、実を落とさないように手で支えながら軸にはさみを入れた。贈答用の箱詰めも体験した。
同組合は約5ヘクタールで30品種のブドウを栽培。同日から庭先販売を始めた。今年は日照量が十分だったため例年より糖度が高いという。