福井県あわら市のあわら温泉の夏の風物詩「湯かけまつり」が8月8、9の両日、えちぜん鉄道あわら湯のまち駅前で開かれる。みこしに湯をかけ、参加者がお湯をかけ合う恒例の「お湯かけじゃあ!」が3年ぶりに復活する。
温泉に親しんでもらおうと、地元有志らでつくる実行委員会が開き17回目。
「お湯かけじゃあ!」は駅前ロータリーで8日午後8時15分から。用意された約35トンの源泉を使い、湯おけやバケツ、水鉄砲を使って湯をかけ合う。参加者は200人に制限。受付で検温すると配られるリストバンド「入湯バンド」を手首に巻いて参加する。受付時間は午後5時半~同7時45分。
一方、湯のまち広場では、両日午後4時から模擬店や子ども向けの遊びブースがオープン。ステージでは両日午後7時から、金津高や芦原中吹奏楽部、金津JAZZ倶楽部の演奏がある。
新型コロナ感染拡大防止のため、「民踊の夕べ」やまんじゅうまき、太鼓の演奏とともに温泉街を練り歩く花車巡行は中止。