新たに販売を始めた「激辛地獄南豚まぜそば」

新たに販売を始めた「激辛地獄南豚まぜそば」

富山県 砺波・南砺・五箇山 グルメ

激辛麺食べ猛暑に勝つ 道の駅井波に新メニュー

北日本新聞(2022年8月11日)

 富山県南砺市北川の道の駅井波が、新メニュー「激辛地獄南豚(なんとん)まぜそば」の販売を始めた。食欲をそそるスパイスの効いた料理で猛暑を乗り切ってもらおうと考案。材料の豚のひき肉や唐辛子には地元産を取り入れた。9月30日まで期間限定で売り出す。

 道の駅井波は新型コロナ禍で個人や少人数の誘客を強化している。家族連れや若者を呼び込もうと、昨夏から麺類や丼物を大盛りにした食事「爆盛り」を提供。好評を博したため、インパクトのある新メニューとして「激辛-」を企画した。

 唐辛子は3種類を練り込み、南砺市産の赤唐辛子に加え、強い辛みが特徴の「ハバネロ」、ハバネロの10倍以上の辛み成分を含むとされる「キャロライナリーパー」を使用。ひき肉は市のブランド豚「なんとポーク」を用いた。辛さを和らげるためソフトクリームを添えている。

 道の駅井波は爆盛り効果でレストラン部門の売り上げが伸び、今年4~6月は2019年同期比で2・7倍になった。一方、施設全体の売り上げは団体客の減少でコロナ禍前の水準に戻っておらず、ユニークなメニューで誘客につなげる。

 江尻大朗駅長は「しびれる辛さで暑い夏を乗り切ってほしい」と話す。価格は1100円。辛さを抑えた「旨辛南豚まぜそば」は880円。

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