昨秋に珠洲市で開催された奥能登国際芸術祭2020+(北國新聞社特別協力)で人気だった「スズ・シアター・ミュージアム」の一般公開が11日、大谷町の同ミュージアムで始まった。暑さが和らぐ時間帯に作品を楽しんでもらおうと、「ナイト・ミュージアム」として夕方から公開され、来場者は珠洲の文化や歴史を伝える作品約600点に見入った。
鍬(くわ)や脱穀機などの農機具、昭和のテレビや扇風機などが並び、シアターショーでは季節ごとの海の様子を表現した映像が上映された。ロゴマークのライトアップも行われた。
ミュージアムの一般公開は14日までで、開館時間は午後5~8時。10月からは毎週土日に一般公開される。