福井県勝山市片瀬町2丁目の勝山ニューホテルのロビーに、肉食恐竜「ティラノサウルス」の頭部の実物大ロボットがお目見えした。8月22日まで展示する。
県立恐竜博物館のお膝元にふさわしいおもてなしをしようと同ホテルが企画し、10日午後に設置した。ロボットは高さ約2メートル、奥行き約3メートル。空気圧で顔が上下に動いたり、口を開けて「ガオー」と叫び声を上げたりする精巧なつくりで、訪れた子どもは「大きい」と足を止めて見入っていた。
同ホテルは今年4月に勝山市から民間事業者に譲渡された。今後恐竜をイメージしたリニューアルを予定しており、恐竜の巨大模型の常設化などを検討している。