動物たちの夜の様子を観察できる「ナイトズー」が14日、富山市ファミリーパーク(同市古沢)であった。あいにくの雨となったが、トラやタヌキ、キツネといった夜行性の動物が活発に動き回る様子など、来園者が普段見ることのできない姿を楽しんだ。
通常は午後4時半に閉園するところ、同9時まで開園時間を延長した。キリンの展示場では「動物スポットガイド」と題して飼育員が生態を解説。暗い中で、45センチほどの舌で餌の葉を巻き取って食べることや、舌の色が黒いことなどを紹介した。牛乳パックを使ったランタン作りやセミの羽化観察もあった。
富山市の中道凛さん(6)は「夜の動物園は初めてで、楽しかった」と話した。次回は9月3日を予定している。