能美市九谷焼美術館で開催中の第78回現代美術展能美展(一般財団法人県美術文化協会、北國新聞社、能美市、川北町など主催)に19日、県内外の学生、生徒が団体鑑賞に訪れ、最高峰の洗練された美に触れた。
地元作家や人間国宝ら重鎮が寄せた日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真の6部門109点を見て回り、創作意欲を高めた。
根上中美術部の木戸口満咲さん(2年)は、枯れ葉が浮かぶ水面を描いた洋画が印象に残っているとし、「色使いや繊細なタッチで天候まで表現されていてすごい。私も風景を描いてみたい」と話した。