設営が進む会場で作品について話す佐藤さん

設営が進む会場で作品について話す佐藤さん

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アラスカ撮影「地球や命感じて」 安曇野の写真家、上田で写真展

信濃毎日新聞(2022年8月25日)

 写真家佐藤大史さん(37)=安曇野市=が25~28日、上田市立美術館(サントミューゼ内)で写真展を開く。同市での開催は初で、今月出版したフォトエッセー「写真の隙間」(信濃毎日新聞社刊)に掲載した作品や文章の一節を主に展示。米アラスカ州の雄大な風景などの写真を楽しむとともに、撮影の舞台裏を垣間見ることができる。

 佐藤さんは同州へ遠征し、北極圏に生息する動物や風景を撮影している。重さ50キロほどのザックを背負い、食料やバッテリーがなくなるまで2週間ほどテント泊。市街地で補充などをして再び大自然に向かう生活を数カ月間続ける。写真展ではグリズリーやカリブー、ムースといった動物の代表作も20点並べる。

 本の章構成に沿った展示は約60点。6月の遠征での1点、スゲを食べる大きなグリズリーは4、5メートルの距離で捉えた。輝く瞳から迫力が伝わる。「熊は全て性格が違う。いっぱい歩いて撮影を許してもらえる個体に出合っている」と佐藤さん。「一見、自分と無関係そうな動物や風景も同じ地球上に今ある。作品から思いをはせ、地球や命を感じてもらえたらいい」

 午前9時半~午後5時。入場無料。27、28日にはギャラリートークを2回ずつ開く。

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