まちなかで気軽にアートに触れてもらうイベント「まちなかアートピクニック」は8月27、28日、福井県越前市の屋内子ども施設「てんぐちゃん広場」などを会場に開かれる。越前和紙のアート創作や絵本作家によるトークなどが楽しめる。
アートを通じた交流で地域を活性化させようと県が主催。同市と仁愛大が共催、芸術文化の裾野拡大に取り組む団体「アーツ&コミュニティふくい(AsC)」などが協力して企画した。
27日は、親子連れを対象に越前和紙を使った紙風鈴作りのワークショップをてんぐちゃん広場で開く。午前10時半からと午後2時からの2回。仁愛大生が運営を担当する。
28日は、絵本作家の高畠那生さんが自身の作品の朗読やエピソードを披露するお話し会を、市かこさとしふるさと絵本館で開く。午後1時半からと同2時半からの2回。同3時15分からは高畠さんと同絵本館元館長の谷出千代子さんの対談がある。
市内各施設を巡って武生高アート部が制作したスタンプを集めるスタンプラリーも、両日を通して開かれる。
参加無料。ワークショップやお話し会は事前申込制(先着順)で、AsCのホームページから受け付けている。問い合わせは県文化課=電話0776(20)0582。