企画展で展示する拓本や写真

企画展で展示する拓本や写真

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全国の万葉故地に親しんで 高岡市万葉歴史館

北日本新聞(2022年8月27日)

 高岡市万葉歴史館は、「Discovery MANYO(ディスカバリー マンヨウ)」と題して、全国の万葉集ゆかりの地をシリーズで紹介する企画展を始める。万葉故地は宮城県から鹿児島まで数多く、越中だけでなく幅広く親しんでもらう。第1弾(31日~11月28日)は東海地方にスポットを当てる。

 第1弾は「東海万葉」として静岡、愛知、岐阜、三重の4県を紹介する。歌に登場する風景の写真や江戸時代に建立された歌碑の拓本、解説パネルなど約30点を展示する。拓本は、岐阜にある「養老の滝」で大伴家持が詠んだ歌など3点。パネルでは、愛知の県名は「年魚市潟(あゆちがた)」が出てくる歌が由来になったことや、歌に詠まれた静岡の「田子の浦」は現在とは別の場所を指すことなどを説明する。

 市万葉歴史館のセミナーや旅行企画も東海地方にちなんで行い、万葉の魅力を発信する。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりとなる「高岡万葉セミナー」は9月3日、廣岡義隆三重大名誉教授が伊勢や美濃、平舘英子日本女子大名誉教授が遠江・駿河・伊豆の万葉歌について語る。旅行企画「歌枕を訪う」は11月19、20の両日、愛知県を巡る。

 企画展では今後、畿内や九州などにスポットを当てる。鈴木崇大主任研究員は「万葉故地は日本各地に広がっていることを知ってほしい」と話した。

 セミナー、旅行の問い合わせは同館、電話0766(44)5511。

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