入浴者600万人を記念して開かれたセレモニー=8月27日、福井県あわら市の温泉施設「セントピアあわら」

入浴者600万人を記念して開かれたセレモニー=8月27日、福井県あわら市の温泉施設「セントピアあわら」

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あわら市の温泉施設「セントピア」入浴600万人達成 温泉街のにぎわいへ

福井新聞(2022年8月29日)

 福井県あわら市温泉4丁目の温泉施設「セントピアあわら」の入浴者数が8月27日、600万人を達成し、同施設で記念セレモニーが行われた。

 600万人目となったのは、福井市東今泉町の夫婦と孫。あわら市の前川嘉宏副市長らから、記念品として地酒や名物の温泉卵、市のキャラクター「湯巡権三」グッズが贈られ、当日の入浴や食事がサービスされた。

 3年ぶりに訪れたという女性は「露天風呂もあるし、手軽に温泉気分が味わえるのが魅力。新しくできた地の湯のサウナも入って帰ります」と喜んでいた。

 同施設は1994年5月に開館。コロナ禍前には年間約22万人の入浴者がいた。そのうち7割が地元客。昨年度は15万人ほどに減ったが、現在は回復傾向だという。2024年春の北陸新幹線芦原温泉駅開業が1年半後に迫っており、同施設の館長は「PR活動に力を入れることで大勢の人に入浴してもらい、あわら温泉全体のにぎわいにつなげていきたい」と話した。

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