「帯のまち流し」のオリジナル手ぬぐい

「帯のまち流し」のオリジナル手ぬぐい

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港町、3年ぶり踊る夜 9月3日「三國湊帯のまち流し」

福井新聞(2022年9月1日)

 伝統の三国節に合わせて踊り流す「三國湊 帯のまち流し」(一般社団法人三国會所、坂井市商工会三国支部主催、福井新聞社共催)が9月3日夜、福井県坂井市の三國神社周辺で開かれる。11回目の今年は、16団体・個人約220人が参加予定。三味線や笛の音に合わせ浴衣姿の踊り手が情緒あふれるまち並みを練り歩く。

 新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。2019年は旧市街地全体で7コースに分かれて踊ったが、今年は感染対策で規模を縮小し、三國神社周辺に限定する。

 まち流しは2コースに分かれ、A班は午後6時半に神社近くを出発し、森町区、岩崎区を回って栄橋北詰付近のゴール地点に向かう。B班は同6時40分に中元交差点付近をスタートして三國神社を目指す。初秋の港町をあでやかに彩る両コースの踊り手たちは神社周辺に集結し、同7時半からセレモニーを行う。

 同40分からは有志約60人が神社の「随身門」から演舞し、神社前のメーン通りで待つ参加者と合流して最後の輪踊りが繰り広げられる。新型コロナ対策として例年の有料観覧席は設けず、演舞の審査会や表彰式も行わない。

 三國會所は催しに合わせて藍色のオリジナルの手ぬぐいを製作。税込み500円で大会本部となる三国祭保存振興会の山車蔵前や三国湊町家館で販売する。

 雨天の場合は4日に順延する。問い合わせは三國會所=電話0776(82)8392。

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