桜町縄文まつりは4日、小矢部市の桜町JOMONパークで3年ぶりに開かれ、親子らが弓矢や火おこしなど縄文時代の暮らしを楽しんだ。
桜町遺跡の魅力を発信するボランティアグループ「桜町縄文NET」と市教育委員会が企画した。
テラコッタ粘土の土器作りや勾玉(まがたま)作りなど九つの体験コーナーを設けた。子どもたちは苦戦しながらも、楽しそうに取り組んだ。工作が大好きという同市大谷こども園の永山樹(いつき)君(6)は火おこしにチャレンジ。「ちょっと難しいけど、楽しい」と話した。
地元のオカリナ愛好者グループ「縄文天使」による演奏もあった。訪れた人たちが縄文サンバ輪踊りを陽気なリズムに合わせて踊り、まつりを締めくくった。