年々人気が高まっている枝折峠の滝雲(魚沼市観光協会提供)

年々人気が高まっている枝折峠の滝雲(魚沼市観光協会提供)

新潟県 越後湯沢・魚沼・奥只見 アウトドア・レジャー

魚沼の絶景「滝雲」見るならシャトルバスで! 17日から

新潟日報(2022年9月6日)

 新潟県魚沼市は、湯之谷地域の枝折(しおり)峠に現れる雲海の一種「滝雲」の見学者向けに早朝のシャトルバスを17日から運行する。滝雲の認知度アップに伴い自家用車での来訪が増え、狭い峠道の路上駐車や駐車場の混雑が目立つようになったためだ。滝雲の観光活用と事故防止の両面を図る狙いで、「バス利用で安心安全な見学を」と呼びかけている。

 滝雲は雲が尾根から流れ落ちる自然現象。晴れた日の早朝に、前日との気温差や風の有無など複数の条件が重なって発生する。市や市観光協会はその幻想的な光景を新たな観光資源にしようと、発生予想をしたり、マップを作ったりしてPRしてきた。

 枝折峠は国道352号を大湯温泉から越後駒ケ岳の登山口、銀山平へと抜け、見通しの悪いカーブやすれ違いにくい狭い場所も多い。滝雲の見学ポイントはその峠道に点在し、頂上の枝折峠駐車場に近い登山道にもある。

 秋は滝雲の発生頻度が高まるハイシーズンで来訪者が増えるほか、紅葉や登山目当ての通行車両も多い。昨秋の週末は50台の枝折峠駐車場が満車になり、路上駐車が続出。最大約200台であふれ、約100メートルの渋滞が発生する日もあったという。

 市によると、これまで重大事故などは確認されていないが、今後の安全対策として車両乗り入れを減らそうとシャトルバスの導入を決めた。

 銀山平の白銀の湯駐車場を出発し、枝折峠駐車場との間を往復する。10〜20分間隔で運行し、始発は午前4時、帰りの最終は午前7時。乗車時間は約15分。

 17日〜10月30日の土日祝日限定で、乗車料金は片道500円。

 大湯温泉の交流センターユピオを出発するルートも、工事による通行止めが解除され次第、運行を始める予定だ。

 本年度の運行は実証実験の位置付けで、市は利用状況などを踏まえてさらに対策を検討する。鈴木智博観光課長は「バスなら狭い道路の運転や駐車スペースの心配も無い。安全性だけでなく、エコで持続可能な見学のためバス利用の協力をお願いしたい」と話した。

詳細情報

リンク
うおぬま滝雲シャトルの運行について | 魚沼市 https://www.city.uonuma.niigata.jp/docs/2022081600038/
今月のお得な国内ツアー びゅう

越後湯沢・魚沼・奥只見 ニュース