情感たっぷりに読み上げられる神話に約200人が聞き入った朗読会=9月10日夜、福井県福井市の県護国神社

情感たっぷりに読み上げられる神話に約200人が聞き入った朗読会=9月10日夜、福井県福井市の県護国神社

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月光に包まれ神話朗読と演奏 200人が聞き入る 福井県護国神社

福井新聞(2022年9月14日)

 中秋の名月に合わせた朗読会「月読-TSUKIYOMI-」(福井新聞社後援)が9月10日夜、福井県福井市の県護国神社で開かれた。来場した約200人が情感たっぷりに読み上げられる神話に聞き入った。

 朗読会は2012年から同神社崇敬会が毎年開催。朗読役はフリーアナウンサーの福田布貴子さんが務めた。伊勢神宮のお札「神宮大麻」が全国の家庭に頒布されて今年で150年になることから、伊勢神宮に祭られる天照大御神(あまてらすおおみかみ)に関する神話を朗読。若手和楽器奏者4人でつくる「誉(ほま)レ」の箏や三味線などの演奏で、世界観を引き立てた。

 友人と初めて参加した坂井市の女性は「神話の世界に引き込まれ感動した」と余韻に浸っていた。

 同神社で練習に励む子ども和太鼓チーム「ますらを太鼓」も演奏を披露した。

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