眼下に広がる景色を写真や動画に収める乗客

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行き先急きょ変更...でも「きれいだった」 松本空港発着の遊覧飛行

信濃毎日新聞(2022年9月20日)

 フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は19日、県営松本空港(松本市)発着の小型ジェット機で能登半島を上空から眺める遊覧チャーター便を運航した。当初は富士山を眺める予定だったが、台風14号の影響で周辺の天候が悪く、行き先を急きょ変更した。能登半島周辺は雲がほとんどなく、乗客約70人が絶景を楽しんだ。

 FDAは2020年12月に初めて松本空港発着の遊覧飛行を実施し、今年は2回目。この日は午後1時半に松本空港を出発して北に向かい、約15分後には日本海が見えてきた。能登半島や佐渡島、富山県や新潟県の街並みが近づくと、機内アナウンスで案内があり、乗客は窓に顔を近づけて「よく見えるね」と声をかけ合ったり、カメラを向けて写真や動画に収めたりした。

 約1時間半にわたった飛行後は、搭乗した機体の近くで写真撮影ができる時間もあった。初めて飛行機に乗った松本市二子小4年の佐々木穂のかさん(10)は「海や雲がきれいだった」と笑顔。祖母の小林美津子さん(62)は「孫への誕生日プレゼント。富士山に行けなかったが、景色が良くて良かった」と満足していた。

 FDA松本空港支店の川元真也支店長は「今後も遊覧飛行などのイベントを通して松本空港の知名度を上げていきたい」と話している。

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