黒部市の市民団体「阿古屋野いいとこ会」は、阿古屋野地区の休耕田に植えたソバの花を見渡せるよう展望テラスを設置した。１０月２日まで「棚田のそば畑はパラダイス！」と題し、午後６～同９時にライトアップしている。

　同会は３年前から、本格的に休耕田でソバを栽培している。ことしも５千平方メートルにそばを植え現在、白い花が見頃を迎えている。

　展望テラスは阿古屋野森づくりクラブの協力を得て、休耕田の道沿いに設置。幅４メートル、奥行き２・５メートルで、テーブルや椅子を置いた。晴れた日は一面のそば畑と富山湾を眺めることができ、夜は光に照らされた花といさり火を楽しめる。同会の大村啓代表は「テラスで休みつつ、景色を楽しんでほしい」と話している。２３日午後６時半からミニコンサートを予定している。