たけふ菊人形への来場を呼びかけるOSK日本歌劇団のメンバーら=9月29日、福井新聞社

たけふ菊人形への来場を呼びかけるOSK日本歌劇団のメンバーら=9月29日、福井新聞社

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OSK100年、魅力触れて 10月7日開幕たけふ菊人形に華

福井新聞(2022年9月30日)

 秋を彩る菊の祭典「2022たけふ菊人形」(まつり実行委員会主催、越前市、武生商工会議所、福井新聞社共催)が10月7日、越前市武生中央公園で開幕する。恒例のレビューショーで華を添えるOSK日本歌劇団のメンバーらが9月29日、福井新聞社を訪れ、「"ダンスのOSK"の魅力に触れてほしい」と、創立100周年の節目の公演をアピールした。

 OSKは11月6日までの菊人形期間中、越前市文化センターで平日1日2回、土日祝日は1日3回公演する。主演の翼和希さん、ともに越前市出身の穂香(ほのか)めぐみさん、瀧登(たきと)有真さんが来社し、吉田真士社長と懇談した。

 総勢16人が出演するステージの目玉は、限られた場所でしか演じない「ジャストダンス」。凝った演出が多く、見応え抜群という。翼さんは「公演を通して新たな課題に気づき、初回と千秋楽ではまた違うステージになる」と話す。越前市民に親しまれている民謡「やんしき節」も披露する。

 入団10年目の穂香さんは今回の公演を最後に退団を決めており、「OSKに出合った地元で精いっぱい踊りたい」と意気込んだ。5年目の瀧登さんは「3年ぶりとなる1カ月のロングラン公演をしっかり務める」と抱負を語った。

 今回の菊人形は、「おとぎ話のどうぶつたち」をテーマに10体を展示。OSK創立100周年を記念し、メンバーをイメージした菊人形も登場する。入場無料。OSK観劇は2千円(中学生以下無料)。問い合わせは実行委事務局=電話0778(21)0175。

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