陶芸家の作品に花材を生け込む華道家=小松市のサイエンスヒルズこまつ

陶芸家の作品に花材を生け込む華道家=小松市のサイエンスヒルズこまつ

石川県 加賀・白山・小松 花・紅葉 祭り・催し

美の共演、7日開幕 九谷と花出合い展 サイエンスヒルズこまつ

北國新聞(2022年10月7日)

 第46回九谷と花選抜出合い展(北國新聞社主催)は7日、小松市のサイエンスヒルズこまつで開幕する。会場では6日、陶芸家39人の力作に、9流派の華道家39人が花材を生け込み、二つの美が共演する舞台を整えた。

 陶芸は文化勲章受章者の大樋陶冶斎(とうやさい)氏、釉裏金彩(ゆうりきんさい)人間国宝の吉田美統氏、日本工芸会常任理事の中田一於氏、県陶芸協会長の山岸大成氏をはじめとする重鎮から若手の作家が出品した。

 華道家は池坊、遠州流、小原流、古流松栄会、古流千昇派、古流柏葉会、嵯峨御流、草月流、龍生派の各流派(五十音順)から参加し、個性豊かな陶器に向き合った。飯田真寿小松地区華道連合会長は北村鶴代さんの器にリュウゼツランやアダンの実などを生け、今年で日本復帰50年を迎えた沖縄をイメージした作品に仕上げた。

 7日は午前9時から開場式が行われた後、一般公開される。会期は11日まで。入場料は500円(中学生以下無料)。

 一般財団法人県芸術文化協会、小松市、小松商工会議所、ラジオこまつ、テレビ金沢、エフエム石川、テレビ小松が後援する。

えきねっと びゅう国内ツアー

加賀・白山・小松 ニュース

加賀・白山・小松
イベント

加賀・白山・小松
スポット