整備が進められている遊歩道

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伏木・氣多神社 奉賛会が遊歩道を整備 境内すっきり眺めよし

北日本新聞(2022年10月8日)

 富山県高岡市伏木一宮の氣多(けた)神社奉賛会は、気軽に神社へ足を運んでもらいたいと、境内に遊歩道を整備している。周辺の里山にあった雑木が刈り取られ、神社からの眺望が良くなったことから、訪れた人に眺めを楽しんでもらう。今月末の完成に向け、奉賛会メンバーは急ピッチで作業を進めている。

 氣多神社は県外からの参拝客が多い一方、地元の集客が課題となっている。そんな中、隣接する里山「伏木ふれあいの杜(もり)」では昨年から、住民有志でつくる杜の管理協力会が竹林や雑木を伐採し、富山湾や立山連峰が見渡せるようになった。奉賛会は眺望を生かして神社に人を呼び込もうと、今年3月から整備に乗り出した。遊歩道を作ることで近隣の住民らに気軽に訪れてもらいたい考えだ。

 遊歩道は竹やぶだった場所に整備する。長さは110メートルで、神社や地域の竹やぶで切り出した竹を竹垣として再利用するほか、チップにして遊歩道にまく。歩きやすく、雑草対策にもなるという。見晴らしが良い場所には4~5人が座れるベンチを2台設ける。

 奉賛会メンバーは週1回、多い時で約20人が早朝に集まり、作業に取り組んでいる。北野健一奉賛会長は「管理協力会の皆さんが雑木などを切ってくれたおかげでこの景色が望めるようになった。自慢の眺望をたくさんの人に楽しんでもらうため、完成まであと少し頑張りたい」と話している。

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