道の駅「とぎ海街道」内で開館した「さくら貝資料館」=志賀町富来領家町

道の駅「とぎ海街道」内で開館した「さくら貝資料館」=志賀町富来領家町

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さくら貝資料館開館 富来・道の駅で小貝、300種類並ぶ

北國新聞(2022年10月8日)

 志賀町は7日、同町富来領家町の道の駅「とぎ海街道」内に「さくら貝資料館」をオープンした。地元の増穂浦(ますほがうら)海岸に打ち寄せ、幸せを招くとされる桜貝をはじめとした約300種類の小貝を並べ、にぎわい創出につなげる。

 とぎ海街道の一室を改装し、町役場富来支所2階に設けていた「さくら貝の里資料館」の展示品を移した。地元で小貝を愛し、2004年に88歳で亡くなった清水精一さんの収集品、地元愛好者の桜貝を用いた作品などが並ぶ。

 桜貝を敷き詰めたコーナーや日本古来の和歌集で貝を詠んだ36首にちなむ「三十六歌仙貝」のほか、沖縄県や外国で収集された珍しい貝も見どころとなる。

 希望日の5日前までに、とぎ海街道に申し込めば、会場で桜貝のクラフト体験が楽しめる。

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