金沢21世紀美術館(金沢市)で開催中のホキ美術館名品展(北國新聞社主催)に8日、本紙「くらしの日記」の投稿者でつくる「暮らしの集い」の会員8人が訪れ、写実の美を満喫した。
写真と見間違うほど精巧に描かれた風景画や一瞬の表情を切り取った人物画などに見入った。30期会長の南出信子さん(85)=加賀市=は「緻密に描く作家の集中力がすごい。描くところを見てみたい」と話した。
時間を気にするモデルの女性を描いた「5:55」を気に入ったという潟渕幸子さん(74)=内灘町=は「もどかしい感情がありありと伝わってきた」と驚いた様子だった。
14日は午後2時から一般財団法人県美術文化協会会員で一水会常任委員の髙﨑高嗣さんによるギャラリートークが行われる。同展は16日まで。会期中は無休で、午前10時~午後6時。入場料は一般1300円、中高生900円、小学生700円。