枇杷首を先頭に大門大橋を渡る4町の曳山=射水市枇杷首

枇杷首を先頭に大門大橋を渡る4町の曳山=射水市枇杷首

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3年ぶり巡行 華やかに 射水で大門曳山まつり

北日本新聞(2022年10月10日)

 大門曳山(ひきやま)まつりが9日、射水市大門地域で行われた。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの巡行となり、装飾を施した山車(やま)4基が情緒豊かに町を巡行し、ことし県内各地で再開した曳山祭りの最後を華やかに締めくくった。

 大門神社と枇杷首(びわくび)神社の秋季例大祭で、1872年ごろに町の発展を願って始まったとされる。田町、中町、西町、枇杷首の4町が曳山を受け継いでいる。

 9日は、花傘を飾り付けた山車が午前10時ごろに庄川右岸の大門神社前を出発し、法被姿の若者が車輪をきしませながら街中を引き回した。

 見どころの一つである4基が連なって大門大橋を渡る「橋渡し」では、待ち構えていた見物客が盛んにシャッターを切っていた。雨のため、夜は枇杷首のみが提灯(ちょうちん)山で町内曳きした。

大門曳山連合保存会の橋本健一会長は「再開を待ち望む人たちの前で山車を曳けてよかった。ここからまた伝統をつないでいきたい」と話した。

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