高岡市の御旅屋通り周辺に飲食や物販のブースが並ぶ「御旅屋人(おたやじん)マーケット」が16日、初めて開かれた。御旅屋通りアーケードに人工芝を敷いたほか、閉鎖されていた御旅屋セリオ地下1階の一部を会場にするなど新しい取り組みもあり、多くの人が買い物を楽しんだ。
官民でつくる高岡市中心市街地活性化協議会(塩谷雄一会長)が、にぎわいづくりや新規開業の促進につなげようと企画した。御旅屋通りアーケードと御旅屋セリオ地下1階の一部、セリオ隣の御旅屋メルヘン広場を会場とした。
アーケードには幅4メートル、長さ50メートルの人工芝を敷き、休憩スペースも設け、これまでとは趣の異なる憩いの空間を演出した。セリオ地下1階の一部は2019年の高岡大和撤退後に閉鎖された。今回撤退後初めて活用された。
市内の飲食店など21店が屋台風にデザインされたブースで、コーヒーやパン、タコスなどを販売した。オープニングで同協議会の菅野克志副会長と角田悠紀市長があいさつした。
今後、12月と来年1、2月を除く毎月第3日曜日に開く予定。