富山県滑川市中川原のカフェ「Ai cafe(アイカフェ)」が、自家製パフェなどの商品をそろえた自動販売機を同店前に設置した。自販機はカラフルなデザイン。あいの風とやま鉄道滑川駅の近くということもあり、常連客だけでなく通勤、通学途中の高校生やサラリーマンらの人気を集めている。
アイカフェはオーナーの紺田亜意さん(39)、店長の宏治さん(46)夫婦で営む。パフェのほか、野菜などの具材をパンで挟んだ「サンドパン」などを提供している。
新型コロナ禍の中、非接触型の方式で、より気軽にパフェを食べてもらいたいと考え、9月に自動販売機を設置。ミントグリーンとピンクのかわいらしいデザインにもこだわった。
自販機ではフルーツミックスやチョコバナナなどのパフェを詰めた缶や「サンドパン」、マフィンの計6種類を販売している。売れ行きは好調で、さまざまな年代の人が購入しているという。季節によってメニューを変えていく予定で、宏治さんは「自販機の見た目とパフェの味、両方を楽しんでもらいたい。子どもから大人までが集まり、笑顔が増えてほしい」と話している。