家族でイルミネーションの飾り付けを行うイベント「ファミリンにしやま」が１０月３０日、福井県鯖江市西山公園の噴水前広場で開かれた。夜には、完成したツリー形のモニュメント５０個が一斉に点灯。金や赤色などの幻想的な光で浮かび上がった。

　午前１０時から、市内５０家族がそれぞれ発光ダイオード（ＬＥＤ）２００個が付いたストレートライトを高さ約１・９メートルのモニュメントに巻き付け、願い事を書いたプラスチックの短冊や絵で飾った。この日はハロウィーン前日ということで、マントやドレスで仮装した親子連れも見られた。家族５人で参加した園児は「好きなキャラクターの絵を描いて取り付けた」と楽しんだ。

　午後５時半、カウントダウンに合わせて点灯。参加者らは「きれい」と歓声を上げ、記念写真を撮るなど楽しいひとときを過ごした。イルミネーションは同公園の中央広場にも置かれ、１２月２５日まで毎日午後５時～同９時に点灯する。